魚楽会の石塚さん、長谷川さんより「例会の下見に、熊石行くから一緒にどう?」とお誘いを受け
頭の中は「今時期の熊石!走りのでかいホッケがゴロゴロ、行きてー行きてー!!」
プータローだし、もうしばらくは自重しようと思ってましたが、体が勝手にエサの準備を始めてました
嫁さんの許可ももらって(食料調達が至上命令でしたが "^_^" ) 同行させてもらうことにしました
24日の夜10時に札幌を出るころには吹雪はじめ、余市、岩内その先々と天候悪化の兆し
しかし寿都、島牧、瀬棚と海はベタナギ状態、釣りやすいけれど波が、なさ過ぎます
熊石港での審査用の嫁さん確認も兼ねて、港内奥の埠頭で竿だしすることに(AM3:00)
ベタナギに潮も澄んでいて、潮止まりの時間 竿先はピクリともしません
こりゃやばい、ってことで暗い内に動こうと話がまとまり、この先の平田内の盤に移動します
平田内の盤は広く、左右どちらでも各魚種の大型が狙えます
今日はパーキング前の左でホッケ、カレイ狙いをすることにしました
平田内は低い盤ですから、ちょっとした波でも全域波かぶりになります
今日はナギなので釣ってる分には安心で、あづましいのですが・・・
いないのか、なかなかアタリが出ません や〜な予感
朝マヅメで期待高まるものの・・・・・
「や〜こないね〜」と三人で話してると、石塚さんが「来てる来てる!」
後ろを振り向くと、私の左の竿が、「がっくんがっくん」いってます
あわてて走って、竿を持ちアワセを入れると、久々の魚の乗った感触が伝わってきて「うれしい〜(^^♪」
40cmはあるホッケで太ってていい型です(我が家の食料ゲット!(^.^) )
「40オーバー入れ食いか〜」俄然気合が入る三人です
しかし・・きません
海は相変わらずベタですが、天候は突風ありの吹雪ありの安定しません
遠近投げ分けますが、釣果も安定しません
「ん〜魚いないのか〜」と言ってると、またしても私の左の竿が大きく刺さりこみます
「きたきた〜」大きく煽ると糸が「ブツ」「あっ切れた」
なんてこった〜 (ーー;) 糸代をもったいながって古いまま、道糸の擦れにも気づかなかったー
落ち込む気持ちを奮い立たせて打ち込みかえします
これが祟ったのか又ピタリと止まります 逃がした魚は大きい
今時期は明るくなったら釣果が望めないので、竿上げは8時と決めています 後1時間しかありません
今日はこれまでかーと思っていると、またまた左の竿にもぞもぞ、「??」
「なんだろー」竿を持って、軽く聞きアワセすると、グッっと魚の手応え
「魚だ魚だ、やりやり」しかも重い!昨年ここでタコを釣ったのを思い出し「なんだなんだ?タコか?」
「いや、かじかだ?。」この場所で?かじか?あまり聞いた事がありません
しかも大きい!42pのカジカです 大会だったら最高の嫁さん!ここで釣れるんだー(たまたまかな?)
よく見ると、仕掛けを2つ咥えています。なんとさっき切れて失った私の仕掛けです。
2つ目に喰らいつくカジカもすごいですね、でもラッキー、仕掛けも回収できちゃったー(^^♪
喜んでるのも束の間、いつのまにやら周りを人相の悪いやつらに取り囲まれていました
しかもこいつら、なまら大胆!!目と目が合ってても、手が届く距離の私のエサをバクバク喰って
いきやがった!!脅しても、何しても突かれまくって、ボロボロの私。あまりのしつこさにエサをあげて
許しを乞うてしまった。^_^; そんな事で許してもくれずますますエスカレートする輩に鉄槌を下すべく
竿でぶったたいてやろうーと、竿を「ビュッ」と一閃、「ガシッ」、「ガシッ?」ん?
振り出し竿の4番が勢いで飛び出し、出たまま、がっちりはまってしまいました。出たきりになって戻りません
押しても叩いても戻りません。「ちきしょう!長年愛用の竿だったのに〜」
釣果には恵まれませんでしたが、久々の磯で気持ちもすっきり
仕舞って帰りの、周辺の釣り場探索としました
平田内周辺はまだまだナギでしたが、峠かわした瀬棚から強風、吹雪、海も大時化。
行きと打って変わって、帰りはどこも大時化、結局釣り出来たのは熊石周辺だけでした。
釣り場選択は正解だったようです
帰りに寿都の「ゆべつのゆ」に寄って疲れを癒しました
塩味の効いた綺麗な温泉でなかなかにお奨めです。食事はしなかったので、こちらの按配は分かりません
水温は8度でした。いつ釣れ盛ってもおかしくない水温です。(この翌日からだったりして)
また行きたーい!爆釣したーい! !(^^)!
肝心の竿はどうやって直したらいいんだ?困った。