襟裳・歌別のサキ 鮭釣り  9月12日

満潮 12日 01:05 132cm 干潮 12日08:35 35cm 中潮    
天候 快晴 風 おだやか 波浪 凪     

2週続けて北海道に台風が上陸し、しかも週中に来たために、釣り会が2回連続の中止!

ここ北海道でも大変な被害となりましたから、懸命な判断ではありました。

そこに友人の中出君より、この時期北海道の海を熱く燃えさせる、鮭釣りのお誘い。

釣りに通ってる間に仲良くなったという、漁師さんの番屋に泊まらさせてもらえるとの事

しかも鮭釣りのメッカ中のメッカ、襟裳の歌別!

小学一年の息子を連れていざ!・・・しかし襟裳まで240q・・・遠かった〜

飯食ったり、寄り道したりで6時間もかかってしまった

夜はみんなでジンギスカンで盛り上がり、明日に備えて番屋で一休み zzz~ zzz~ GIGIGI~

番屋前

朝4時に起きると、もう番屋前の舟上げから、離れの岩一番乗りをめざして

ゴムボートで渡る人達がいます

離れの岩

潮も引き始め5時頃に、もう岩場の出先には太公望達が陣取り、入る余地はありません

熱気伝わってきます

海上も船で賑わってきました

ここ歌別は歌別川の規制がありますからあれ以上は岸に近づけません

船・舟

私たちは子連れでもありますし、湾洞の根っこからのんびりやることにしました

鮭は波打ち際を走ることもよくありますから、根っこといっても侮れません

(魚釣りって不思議ですよね わたしも先端行きたがりますが、根っこのほうが良く釣れたりしますよね

結果的に本日はどこでも良く釣れました)

展開場

後ろに規制範囲を示す白い棒くいの下でやります

つまりこれより棒くいの左側、歌別川よりに入って釣りは御法度です

さ〜やるぞ〜、ジャボン、バッシャ−ん!と跳ねが始まっています

早くー、早くーと急きながら、遠、ちょイとぶっこみます

天気はいい、風はない、しかも凪。のんびり釣りには最高の条件

しかし漁師さんによれば、昨日までは周りで数本しか上がってなかったそう

鮭はいそうだからあとは食い気がたってくれれば

はやくこい〜

ものの数分後、クンクン、グーと入った!

息子に竿持たせ、巻かせます。グングンとのされながら手助けされながらも

ついに1っ匹目ゲットです 

2匹めはまたすぐでした

はずして餌つけをしに、下をむいてたところ、バッシャーん!ガンガーン!

三脚が倒され、竿が海にふっとび、リールが吹っ飛んで2〜3メートル先の波うちぎわに転がってます

急ぎこんがらがった糸をほどき、リールを付け直そうとします

頼むからまだ(鮭が)ついててくれようー 焦るぞー!

よっしゃ完了、竿をあおるとググーとのったーいかったーまだついてる!

でもなんか変、ん?ん?ゲゲー、リールが曲がってるー!でも巻かさるなら魚が先だー

よっしゃ、よっしゃー来た来たー、ギンピカーゲット!

ギンピカ

岩場組も次々竿を曲げています 

周りで跳ねも増えてきました

跳ね

跳ね

目の前で跳ぶ鮭達に挑発されてか、息子が浮きルアーで狙うと言い出しました

息子の飛距離ではかなりむずかしい事ではありましたが、昼近くまで、彼は一心不乱に振り続けました

がんばれ!

私のぶっこみ仕掛けは手作りですが、一般的な一本針胴付き仕掛けです

フロートは長めで7〜10cm、細めのものを使います

今日の餌は中出君特製の、赤染めイカのみを使いました

普通の、他は根ガカリでロスト

この後も順調にヒット、10時までに5本の釣果になりました(写真は4本時)

バラシも同数。針折られたり、すっぽぬけなど(::) 鮭のバラシはガックリきちゃいます

中出君も浮きふかせでヒット!(^^)

ようやく

鮭、もじります。でかいのか?なかなかよってきません

もじりもじり

のされかかる、中出選手!ふんばれるか?

のされそう

笑顔で耐えてます、じりじりと浅場に引き込みます

ついにゲットー、ギンピカ良型の秋アジです。

なんと、彼はもっとギンピカを釣ると言ってこれをリリース!

我が家の食料調達も兼ねている私は「テメーもったいない事するなー」

翌日も残って釣りをした彼に8時頃рキると、「今日は全く釣れない、どうなってんだ?」

日が変わるだけでこの釣果の差、それでも釣る人は釣ったり、釣りの工夫はつきないですね

息子もたっぷり海遊びが出来たし、可愛がってくれた漁師夫婦に挨拶して帰途につきました